16 平城京をつくったぞ、の巻

 むかしむかし・・。
 律令国家としてのしくみが整ってくると、朝廷は唐の制度や文化を取り入れるため、たびたび遣唐使(けんとうし)を送ったそうじゃ。

 唐の都・長安を参考にして、奈良に平城京をつくってから約80年間を、奈良時代というそうな。(710年~794年)
富本銭

 この時代は、皇族や貴族、僧侶の政権争いが続いておったとさ。しかも凶作や伝染病も流行し、悪いことばかりが起きていた。

 そこで、当時即位していた聖武天皇(しょうむてんのう)が、仏教の力で国の平安を願おうと、都には東大寺と大仏をこしらえた。国ごとには、国分寺と国分尼寺(こくぶんにじ)を建てたそうじゃ。

 仏教には、国を守り、世を安らかにする力があると、信じられていたからだとさ。
大仏

<天平文化>
 聖武天皇の時代に最も栄えた。
 年号が天平(てんぴょう)だったので、天平文化という。唐の影響を受け、仏教との結びつきが強い。
 建築・・東大寺・唐招提寺(とうしょうだいじ)
 書物・・日本で初めての歴史書である『古事記』(こじき)や『日本書紀
     地方の地理や伝説などを記した『風土記』(ふどき)、万葉がなで表現した
     和歌の『万葉集』がある。
乞食

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