17 公地・公民制が・・、の巻

 この頃の農業は、鉄製の農具が広まったことで、稲の収穫が増えていったそうな。
 ところが、日照りや洪水などの災害で、凶作になることが多かったという。

 租・調・庸(そ・ちょう・よう)の税は重かったそうじゃ。
 おじいさんは口分田を捨てて逃げ、人口が増えたことで、おばあさんは口分田をもらえなかった。
 捨てる人がいれば、もらえない人もいる。
公地公民・口分田

 そこで朝廷は、743年に墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいのほう)を出したそうな。新しく開墾した田んぼは、いつまでも自分のものにできることにしたんだと・・。

 その結果、貴族や寺社が農民を使って、せっせと田んぼの開発を進め、私有地を広めていった。このような私有地を荘園(しょうえん)というそうな。
荘園

 こうして、土地や人民は国家が支配するという公地・公民制が崩れていったとさ。

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