72 アヘンは恐ろしや、の巻

 資本主義が発達し、経済力をつけたイギリスは、工業の原料を調達できる国や、自国で作った製品を売るための国を求めて、アジアに進出していったそうな。
 その中に、中国(当時は清・しん)とインドがあったとさ。

 イギリスは、中国で思うように綿布(めんぷ)が売れなかったため、その対策として、インドに売り込んだそうじゃ。
 そして、インドのアヘンを中国に密輸し、中国の茶や絹(きぬ)を得るという貿易をしたとさ。

<豆まめ知識・アヘン>
 ケシの実からとる麻薬。吸い続けると、神経が麻痺(まひ)し、中毒症状を起こす。
三角貿易

 その後、アヘンに苦しむ中国と、イギリスの間で、1840年にアヘン戦争が起こったと・・。
 日本では、水野忠邦(みずのただくに)が天保の改革をしていた頃じゃ。

 この戦いに敗れた中国は、戦争の費用や賠償金(ばいしょうきん)の支払いのため、農民に重税を課したんだと・・。それによって起こった反乱が、太平天国の乱だとさ。

<豆まめ知識・太平天国>
 秘密結社がつくった貧富の差がない、理想の社会を目指した国。
秘密結社

 インドでも同様に、インドの大反乱(セポイの反乱)が起きたんだと・・。
 どちらの反乱も、失敗に終わったとさ。

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